独身男性の半数の寿命が67.2歳という、その理由とは一体何なのか?
世間的に出ている理由を自分に当てはめてみて考えてみる。
ウコン(ターメリック)
40代後半あたりからか、日常会話での「あれ、ほらあれよ、あれ~」とか、何かの折に「え~と、あれ、何やったっけ?ほら、う~んと…。」という場面が目に見えて増えていった。脳が機能停止しているような感覚というか「それ以上」となると途端に思い出せなくなるような、そんな瞬間がやたら増えていった。
調べていく中で、どうも認知症の原因の1つとされる脳内の「アミロイドβ」の蓄積は40代から始まっているという話で、一般的に睡眠によって「アミロイドβ」は自己修復的に解消されていくそうだが、4~5時間程度の睡眠時間では修復に十分とは言えず徐々に蓄積されていたと想像に難くない。
以前介護現場で認知症の方と延べ数百時間は過ごしただろうか、四半世紀前の当時はまだ介護虐待的な話は世間一般ではなく私の身近にごく日常茶飯事的に当たり前であったのが現状であった。
そんな中で徘徊傾向が強い方は一部屋に集めて施錠して管理しないと、本当に目を離した隙にどうやって脱出したのか分からないまま、施設外に出て行ってしまい、限られた職員で行方を捜すという場面が多々あったのだ。
そんなある夜勤の日、ドアを開けて3秒後に施錠されるというシステムを忘れていたわけでなかったが定時の見守りの時ちょうど徘徊部屋を覗くと、ひとりの女性が転倒する手前のような状況に出くわし、思わず施錠を開けてスライディングして受け止めようとした際、女性をキャッチして安堵した瞬間、
「カチャ…」とドアの方で音がした時にはすでに鍵が掛かってしまった事を悟り、以降、別の職員が気付くまでの数時間を3~4人の徘徊の強い認知症の方々と共に「出口はどこでっしゃろかぁ~?」と話あいながら開かずの出口を求めて部屋をグルグル歩き回った事は忘れられない思い出である…。
そんな人一倍認知症の大変さを知っている故、自分は認知症予防の情報には常に聞き耳を立てている状況であろう。認知症専門医の白澤卓二医師著「脳の毒を出す食事」という書籍からウコンに含まれる「ターメリック」という成分が「アミロイドβ」の排出に役立つという情報を得て、50歳でやや時すでに遅しの部類かもしれないがウコンの粉末を毎日の食事に取り入れるようにした。
それに合わせて、夜なるべく0時台には睡眠に入り、最低6時間以上は睡眠時間を取れるように生活習慣を変更していったところ、ごく最近は「あれあれ~」が減ってきたように自覚している。引き続き小まめにウコンを摂取していき経過を見ていきたいと思う。
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